くすりの福太郎

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生活習慣病対策

骨粗鬆症になってしまったら・・・

骨折を予防してQOL(Quality of Life:生活の質)を維持し改善していきましょう。

そのために

骨粗鬆症の治療は、食事療法・運動療法・薬物療法に分けられます。

食事療法

1.カルシウム

骨を強くするためにはまずカルシウム。 しかし、摂取した分すべてが吸収されるわけではありません。 もちろん、吸収量には、個人差がありますので、吸収の良い食品を効率よく摂取しましょう。

例:干しひじき、牛乳、桜えび、小魚(わかさぎ・いわしなど)、大根の葉、など

2.ビタミンD

カルシウムが体内へ吸収されるのを促進します。ビタミンDは食品から得られますが、日光に当たることによって皮下で活性化されます。

例:干しひじき、牛乳、桜えび、小魚(わかさぎ・いわしなど)、大根の葉、など

この食品は要注意

リンを多く含んでいる食品は、カルシウムの尿中への排出を促進してしまううえ、カルシウムの腸からの吸収を抑えてしまいます。

例:スナック菓子・
インスタント食品・炭酸飲料など

運動療法

「骨粗鬆症になったら運動なんてしないで安静にしていた方が良い」と考える方も多いと思いますが、実はその考えは間違いです。 運動しないと逆に骨はやせ細って弱くなっていきます。 運動することにより、筋力が維持され反射神経もよくなり、転倒しにくくなります。 骨に適度な力をかけることで、骨の強さは維持されるのです。

※運動はスポーツでなくてもカラダを動かすことができればよいので、例えばエレベーターのかわりに階段を利用するなどで十分です。運動は続けて行うことが大変重要です。できれば毎日続けることをオススメします。

注意

高齢者の方は、他の病気との合併も考えられますので、運動を始める前に、主治医に相談しましょう。

薬物療法

食事療法・運動療法さらに適度の日光を浴びるなどをしっかり行ったうえで、必要に応じて、医師が薬として処方します。 しかし、薬を飲み始めても食事療法・運動療法に気を配る必要があります。主な骨粗鬆症治療薬は右記の7種類です。